進相コンデンサについて
こんにちは
おもむーです
今回は少しブレイクとしてよく出る質問の進相コンデンサについてお話ししたいと思います
進相コンデンサはスタコンとかSCとか呼ばれてますが、参考書等には「進み無効電力を消費する」と書かれています
ここで疑問を持つ方が多いと思います
コンデンサは電源から見たら進み位相なのになんで進み無効電力を消費しているのか?
この時、逆に考えてみると分かりやすいのですが
進み無効電力を消費する=遅れ無効電力を供給する
の関係になります
例えば無効電力が0の場合、コンデンサが遅れ無効電力を供給するということは電源から供給される無効電力は進みになります
よって電源から見たら進み位相となるわけです
いかがでしょうか
今回は簡単にここまで
次のネタどうしよう笑
水力の年、火力の年
こんにちは
おもむーです
今回は電験一種、二種の二次試験について
タイトルで分かる人は分かると思いますが二次試験では隔年で水力、火力の問題が一問出題されます
水力は比較的簡単な計算問題が出題されやすい一方、火力は実務経験がないと厳しい論説問題が多い気がします
これだけみると水力の年が狙い目なような気がします
周りでも水力の年に受かっておきたいとよく聞ききます
しかし私は逆だと思います
最大の理由として火力の問題で難解な論説問題の枠を使っているため、比較的簡単な送配変電の計算問題が出やすいということです(例外もありますが、)
送配変電の問題は演習問題や過去問も多くあるのでしっかり勉強してきた人なら得点しやすいと思います
現に私が一種、二種受かった時も火力の年で送変電系の計算問題で得点できました
今年の二種はおそらく火力の年です
しっかり演習できた人が力を発揮できる試験になると思います
(これで傾向が変わったらすみません、)
今回はここまで
火力推しな文章ですが実際の試験では見向きもせずに捨てました笑
電験三種オススメの参考書(機械、法規)
こんにちは
おもむーです
前回に引き続き機械、法規科目についててです
まずは機械
私がオススメするのは
やさしく学ぶシリーズ
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274221996/
理由は理論科目と近いのですが、やはり機械科目も計算が多いので演習量を稼ぎたいのと初学者にとってはとっつきにくい科目であるからです
誘導機、同期機といってもなかなかピンと来ないと思います
かと言って絵などでイメージがついても問題に直結しにくい
そこで、やさしく学ぶシリーズは解説がしっかりしていてかつ問題量も多いのでもってこいだと思います
やさしく学ぶ→過去問でいいのではないでしょうか
最後に法規科目
法規でオススメするのは
これだけシリーズ
https://www.denkishoin.co.jp/products/detail.php?product_id=1123
法規は電験三種合格体験体験にも書きましたが、電力科目に近く知識量が大事になってきます
とにかくこの参考書をやり込んでいくといいと思います
あとは計算問題の割合も意外とあるので過去問も加えてしっかりと対策するのがいいと思います
法規の条文がちんぷんかんぷんで拒否反応を起こしていても計算問題が出るB問題満点取ればあとは条文20/60点でも合格です
そこらへんも自分のタイプを分析して取り組むといいでしょう
以上、電験三種の参考書についてでした
次回はもう少し勉強法のこととか書いていこうかなと思います
電験三種オススメの参考書(理論、電力)
こんにちは
おもむーです
前回の宣言通り今回は電験三種オススメの参考書について実際の試験の特色も交えて話したいと思います
まずは理論
私がオススメするのは
電気書院の15年間シリーズ
https://www.denkishoin.co.jp/products/detail.php?product_id=942
この理由ですが
理論科目は年々難易度も上がっており、もはや公式を覚えただけでは歯が立たないレベルにあることが挙げられます
過去問レベルは8割型解けるようになっていないと本番では厳しい戦いになることが予想されます
そんな中で15年間シリーズは過去問を単元ごとに振り分けられており、解説もしっかりしていることから問題数を稼いだり苦手分野克服にはもってこいの参考書だと思います
でも、いきなり過去問は厳しいという方にオススメなのが
オーム社のやさしく学ぶシリーズ
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274222153/
何より解説がしっかりしています
それであって問題レベルも低くなく、しっかり実力をつけることができると思います
やさしく学ぶ→15年間or過去問でもいいかもしれませんね
理論科目は計算問題中心です
計算問題はじっくり参考書を読んだりするよりもとにかく手を動かすことが大事だと思います
解法を覚えるというよりも身体に染みつけていきましょう
上記の参考書以外でもいいのですが演習問題が多めの参考書がオススメですかね
次に電力
電力で私がオススメするのは
これだけシリーズ
https://www.denkishoin.co.jp/products/detail.php?product_id=1121
この理由ですが電力科目はやはり知識量が勝負の鍵になってきます
これだけシリーズは絵も多く、各設備や機器に対して詳しく解説されています
この参考書を読み込んで過去問に入るのがいいと思います
計算問題については15年間シリーズか過去問で補完するといいと思いますが根本は理論科目ベースなのでやはり理論から勉強するのがいいでしょう
長くなったので今回はこんなところで
次の記事で機械、法規について書きたいと思います
電験一種について
こんにちは おもむーです
SNSでの宣伝が良かったのかアクセス数がかなり伸びて嬉しいです笑
さて、今回は電験一種について勉強法や試験について考察していきたいと思います
まず勉強法ですがとにかく参考書が限られています
私はとにかく過去問をやり込みました
使った参考書は電気書院の模範解答集です
https://www.denkishoin.co.jp/products/detail.php?product_id=1192
これの第3版で平成15年〜平成24年まで掲載されていました
あとは試験センターに載ってる過去問カバーしました
電験一種は難問揃いで、過去問から一問でも出ればという理由から計算に関してはとにかくこれを何回も回しました(結果本番では似たような問題が1問出た)
論説に関してはいろいろ手を出してみましたが本番までに確実な対策は打てませんでした(過去問からの類似はなかなか出ない)
ただ試験後に気づいたのですが電気書院のこれだけは〜がかなり有能です
https://www.denkishoin.co.jp/products/detail.php?product_id=429
各年度で一問はこの中から出ています(2020年の塩害、2019年の負荷遮断など)
絵も多くわかりやすく、実務にも使えるのでとても良書だと思います
電験一種の問題は過去問からの類題があまりありません。計算量も多いです。
ただ、一見難しそうでも誘導に乗れば解ける問題も多いのも事実で試験本番での冷静さが大事になってくると思います。
解ける問題を確実に解く。
これが電験一種合格の近道になると思います
今回はこの辺で
少しマニアックな内容になってしまったので次回は電験三種の参考書選びや試験でのちょっとしたテクニックについて書いていこうかなと思います
合格体験記、勉強法(電験二種二次後半)
こんにちは おもむーです
前回の続き、2回目の電験二種二次試験のことを書いていきたいと思います
前回も書いた通り二次試験の不合格通知を受けたその日から勉強を開始しましたが、時間もあるので完全攻略の他に王道である戦術とキーワードを追加しました
https://www.denkishoin.co.jp/products/detail.php?product_id=128
https://www.denkishoin.co.jp/products/detail.php?product_id=129
参考書の評価についてはまたどこかで書きたいと思います
とにかくこの2冊と完全攻略を回しました
基本計算問題を解いて空き時間等にキーワードや完全攻略の記述問題をやりました
平日は定時で帰れれば1.5〜2時間、残業があっても5分でもいいからやるようにしていました
休日は予定がなければ3〜5時間ほど
これで戦術、完全攻略共に3,4周は回せたと思います
この期間で700〜800時間程はできたでしょうか(8月は一種の一次試験の勉強をしていた)
そして運命の二次試験
電力管理は去年より難しく感じたが計算ミスもなく実力は発揮でき、自己採点で80/120点ほど
機械制御は例年より易しめ
自己採点では満点の60点
無事合格することができました
試験の出来的に大丈夫だとは思っていたがやはり合格の瞬間は嬉しさと安堵が一気込み上げました
以上が電験二種二次試験の合格体験記、勉強法になります
では今回はこの辺で
合格体験記、勉強法(電験二種二次前半)
こんにちはおもむーです
今回は電験二種二次試験の合格体験記並びに勉強法です
1番時間時間をかけて苦労したのが二種の二次試験です
私は二次試験2回目での合格でした
まずは一年目ですが
使った参考書は不動先生の完全攻略です
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274223976/
一年目は一次試験メインでやっていたので一次試験終了から詰め込みました
論説問題は飛ばして2,3周はできたかと思います
解説の不足さは否めませんがコンパクトにまとまっていて問題数を稼ぎたい時にはもってこいだと思います
しかし実際の試験は撃沈
手も足も出なかったということはなく、むしろ電力管理は合格点に乗っていた気もします
その分合否発表はとてもショックで少し泣いてしまいました
(おそらく機械制御で一問も完答できなかったことが敗因だと思います)
反省点、試験での気付きとして
・絶対的な演習不足
・論説対策をしなかった(少しやれば取れる問題もあった)
・機械制御は予想以上に時間がない
・解答の書き方を軽視していた(有効数字や立式など)
などが挙げられました
2回目は絶対に落とせないし落としたくないと思い、不合格通知を受けたその日から勉強を開始しました
後半は続く